髪が傷んでしまう原因
髪は「死んだ細胞」であるという話を聞いたことがあるでしょうか。爪と同じく、髪は肌の角層が変化して出来たものです。切ったり傷んだりしても痛みを感じることはありませんが、傷が治るように自然に回復する機能もありません。そのため、一度傷んでしまった髪は放っておいても美しい髪に戻る事はないのです。ですが、ケアをすることで美しい状態に戻したり近付けたりということは可能です。
髪が傷む原因はさまざまですが、多く見られるのはこういったものです。
その1.ドライヤーやヘアアイロンなどによる高熱
その2.水分が残ったまま放置する
その3.ヘアカラーやブリーチ
髪表面のキューティクルは熱に弱く、高すぎる温度はダメージに直結します。しかし水に濡れた髪はキューティクルが開いた状態を長期間維持する形になり、髪に必要な水分やたんぱく質がどんどん失われてしまいます。ドライヤーやヘアアイロンを使用する場合は、高すぎる温度に気をつけ、手早く済ませることを心掛けましょう。
また、そして髪の色を変えるヘアカラーやブリーチは薬剤によりキューティクルを剥がすため、頻繁に用いると髪の毛の質感が変わるほどダメージを受けてしまいます。トリートメントを併用したり、ダメージの少ないケアブリーチを使用するのがおすすめです。